タックルハウス TKRP ”9/12”

疑似餌釣師

2016年02月23日 09:00


タックルハウス社、TKRP”9/12”。

またもや登場。
タックルハウスのK-TENシリーズです。

これも元祖がありまして、遡れば、湘南のサーフで絶大な支持を得ていたウッドプラグが元のようです。見たことありませんが。その後にインジェクションの普及モデルのBKRPの2サイズが発売。さらにその後、Tuned K-TENのTKRPが発売。
BKRPは115mmと140mmの2サイズ展開でしたが、ワタシが購入したのは115mm。それでもワタシの釣りには大きい位でしたが購入。
こちらはBKLMと違ってイイ思いをさせてもらいました。トップウォータールアーってそんなにキャストしないじゃないですか。「今ならトップに出そう」なんて機会、なかなかありませんし。にも関わらず、BKRPは思い出に残る魚を釣らせてくれました。シーバス、ハマチ、ヒラマサ、シイラのトップでの初ゲットはみんなこのBKRP。愛してます。サイズがちょっとワタシには大き過ぎてキャストする機会が少ないクセにしっかり仕事する子。アイシテマス。

さて、後発のTKRP、サイズは90mm。
ああ、このサイズを待っていた。
キミと出会えるのを待っていたんだ、ボクは。
さあ、ボクと一緒に旅立とう。
♪えんだ〜〜〜いあ〜〜うぃるお〜るうぇいずらぶゆ〜〜う〜う〜♪

妄想、いえ限りなく本心ですが、まあそれは置いといて。

このTKRP、微妙な浮力調整を施したのでしょう。
微妙に沈み気味。
ただ巻きすると水面直下ギリギリを僅かにヘッド部だけ水面に残しつつ、ウォブリングします。ロッドアクション無しでプリプリとケツを振ります。
チョコチョコとロッドアクション加えるとちゃんとトップウォーターの動きをします。名前は「リップルポッパー」ですが、ポッパーでもあり、スプラッシャーでもあり、てカンジ。
実に多彩な使い方のできる子。
いえ、多彩な使い方を使い手に要求する子。

襲われるベイトを妄想しながら使うと良いでしょう。
例えばこんなカンジで。

「イヤッ、誰か助けて!襲われる!」
というカンジで早巻き。
「ハアハア、ああ、もうダメ。もう走れない…。」
と、ポーズ。
「ダメ、逃げなきゃ…。逃げなきゃ…!」
と、震える脚でヨロヨロと歩く様をチョコチョコとロッドアクション。
「ああああ!」
ドバシャ!とヒット。
哀れ、可憐な乙女は下郎の餌食に、華と散る。

使い手に高度なイメプレを要求するルアー。

TKRP ”9/12”
自由自在な使い方で確実な釣果をお約束します。
『あなたの良き思い出のために』


ワタシは決してアレな嗜好・性癖の持主ではアリマセン。

[追記]
拝啓
開発者、二宮正樹 様
上の表記はK-TENシリーズの素晴らしさを知らない、分からない無知蒙昧、下等な愚民共を啓蒙する為に止むに止まれず行った表現であって、決して貴方の作品を愚弄、中傷するものではありません。

TKLM80の発売、感謝申し上げます。
TKRP80の発売も心待ちにしております。

敬具

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