エギ王Q Live

疑似餌釣師

2016年02月16日 09:00


ヤマリア社 エギ王Q Live。

昔は確か株式会社ヤマシタ。今は株式会社ヤマリアの模様。ソルトウォータールアーのブランドがマリアだから、ヤマシタ+マリア=ヤマリアに社名変更したのかな。
漁具がヤマシタ、ルアーがマリアの区分でブランド分けしてるのかな、餌木ってそもそもルアーじゃなくて漁具ですしね。

ワタシにとってキングオブ餌木。
ルアーでシーバスを始めたワタシ。すぐに餌木でアオリイカに目をつけました。20年以上も前ですから、当時の餌木と言えば、ヤマシタ、ヨーヅリ、林釣漁具製作所の3社くらいしか釣り具屋になかった様に記憶してます。

今ではすっかりそんな分類を聞かなくなりましたが、大分型と山川型に大別されてまして、大雑把に言うと、ヤマシタとヨーヅリが大分型、林釣漁具製作所が山川型。今もまあ、そんなカンジ。


山川型は当時のワタシには「ナニコレ、ヘンなカタチ。」
大分型は「うんまあこうだよね。」

ヤマシタとヨーヅリのどっちにするか…?
決め手になったのが、ラインアイ。
ヨーヅリのは確かヨリモドシ?スイベル?でした。
ナニコレ、すぐに壊れそう。
ヤマシタのは確かヒモ。
ナニコレ、ライン結んだらカットし辛い。
あ、フリーノットかループノットで結べばいいか。

消極的選択、よりマシな方、ヤマシタの餌木を選択しました。
「フツーのラインアイにしてよ…」と思いましたね。

初めてのアオリイカを釣るのに悪戦苦闘し、10年かかりましたが、長くなるのでそれはまた後日、語らせて頂くとして、10年もの間、変化の激しいエギング界で変わらず、ヤマシタは餌木の中核であり続けましたので、ワタシはヤマシタに操を捧げていました。あ、いつの間にかラインアイはヒモからフツーのに変わりましたが。

10年間使ったので、アクションが身に染み付いています。アオリーQとかエギ番長とか有名な餌木は試しましたが最早エギ王に馴染み過ぎて、他の餌木では違和感があります。沈下速度とか、シャクリで動く距離とか。

と、いう訳でワタシの餌木はヤマシタ一択。カラー、サイズ、ストックそれぞれ豊富に取り揃えて、50本以上は保有。

別に他社の餌木をこき下ろすつもりは全くありませんが、エギ王こそがワタシにとってその名の通り正に「餌木の王」、キングオブ餌木です。
安いのもイイ♪
エギ番長2個でエギ王Q Liveが3個買えますし(悪口ではありません。エギ番長も良く釣れるしカラーも綺麗です。ワタシにはふさわしくない値段なだけです)。

餌木は浮気をせず、ひとつの種類を使い込むのが一番の上達法だと思うんですよね…。
10年かかったワタシが言うのもアレですが。

あ、エギ王→エギ王Q→エギ王Q Live と変遷してますが、アクションは変わらないまま。余程、完成度の高い餌木だったんじゃないでしょうか。他の餌木がどういう変遷を経たのか知らないですけど。

エギ王、バンザイw

因みに、世界に誇れる日本発の漁具、それが「餌木」。
「エギ」という表記はダメよ〜、ダメダメ♪
エギングという表現、これもまあアレですが…、まあ良しとしましょう。「餌木ング」と書くわけにもイカないしw

[追記]
餌木でアオリイカがなかなか釣れずにお悩みのアナタ。餌木のカラーでお悩みのアナタ。写真の夜光ピンクを信じてお試しあれ。コレが一番釣れます。独断と偏見でコレをイチオシします。コレで釣れなきゃ場所移動か、気分転換に他の色を投げればイイのです。ワタシは朝も昼も夜もコレです。初めてのポイントでは特にボトムを猪突猛進、勇猛果敢に攻めるワタシはコレを常に複数個、持ち込みます。コレばかり餌木ケースに入れたい位ですがそれは流石に人目が憚られ、恥ずかしいので目眩しに他の色を入れてるのです。他のみんなもきっとそうです。そうに違いない。明るい時は金テープ、暗い時は赤テープなんてセオリーは無視してヨシ!

ヤマシタ(YAMASHITA) エギ王 Q LIVE


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