2018年10月29日
アジング!1029

10月28日の夜に出発して、アジングに行ってきました。
アジングは初めてではないのですが、保有しているタックルの内、ロッドは15年ぐらい前に購入したメバリングロッド7'6"、ラインはフロロ0.8号、ジグヘッドは一番軽いので2gという、昨今のアジンガーに見られたら怒声を浴びせられそうなシロモノ。当然のことながらアジの釣果に恵まれずにいました。
5月のアジング釣行時(当然の如くワタシだけアジが釣れなかったのですが)の同行者達の余りにフィネスなタックルを見て決心をし、つい先日、メジャークラフトのトリプルクロスTCX-S582AJIと、エステルライン0.3号、ジグヘッド1g20個、アジ職人アジマスト各色を購入。
ワームをジグヘッドに真っ直ぐに刺すのが致命的にヘタクソなワタシ。予めジグヘッド1g20個全てにワームを悪戦苦闘しながらセットする真剣かつ用意周到なワタシを妻と息子は「メッチャ真剣やな」と鼻で笑いやがりました。
7'6"のロングロッドから5'8"のショートロッド、ラインは0.8号のフロロラインから0.3号のエステルライン、そして1gジグヘッドと、タックルが一気にダウンサイジングして繊細に。ワタシに扱いきれるのか、と不安が沸き起こります。一方で、これでアジの繊細なアタリも取れる筈だと期待。
海から少し離れた大阪府の八尾市に住んでるワタシ。普段は高速代をケチって時間をかけて下道を行くのですが、はやる気持ちを抑えられず珍しく高速を使ってポイントに向かいました。
シーバスやタチウオのハイシーズンなので色々とクルマに積み込みたいところですが、今回は漢(おとこ)らしく、浮気心と退路を断ち、アジングタックルのみ持参。久し振りの釣行だというのに、車内がスカスカです。
鼻息も荒く、ポイントに到着。
ポイントの目の前に車を停めました。
タックルは既にセット済。
直ぐにキャスト。
流石、0.3号。1gのジグヘッドでも20m近く飛びました。
ですが、やはり1g。
フォールさせても底など取れません。
リトリーブしてもジグヘッドの重さを微かに感じるかどうか。
挙句に急に重みを感じた、と思ったらジグヘッドが水面から出て、ぶら下がってました。
24時間営業しているフィッシングマックスに1.5gのジグヘッド買いに行こうか、と早くも弱気に。
20分程キャストしたでしょうか。
キャストした瞬間にパチンとイヤな音。
リーダーの結び目から切れてました。
堤防に腰掛け、リーダーを結ぼうとすると、エステルラインが殆ど見えません。
老眼持ちには0.3号は無理があるか…?と、ネガティブな気持ちに。たっぷりと時間をかけてリーダーを結び、キャスト再開したら、今度は全く音も無く、リーダー切れ。
イワシは山程居ますが、アジの姿は全くナシ。
ポイント移動のついでに明るい車内で再度リーダーの結び直し。
2箇所目のポイントはタチウオ狙いのお爺さんがチラホラ。アジどころかイワシも視認できません。表層に居ないだけさ、と自らを言い聞かせてキャストするもな〜んにも感じません。ふと気付いたらジグヘッドがトップガイドに当たる音がした、なんて素人丸出しの無様なことを繰り返します。リーダーの結び直しも3回程。
諦めてポイント移動。
常夜灯がある筈だったのですが、何故か消灯中。
灯りナシは期待薄なので更に移動。
湾を形成している堤防の先端が常夜灯という、典型的なポイント。期待しつつ水面を覗くとアジらしき姿が。下がっていたテンション、一気にマックス。気合いを入れてキャスト。アジらしき魚のチェイス確認。ここは期待出来る!ここは釣れる!と更に気合いが入りました。持参したエコギアのアジ職人アジマストやレインズのアジリンガー・アジアダー、ジャッカルのキビキビナ〜ゴの各色を全部試しましたが、チェイスのみ…。様々なリトリーブを試し、確信を持てないながらも各水深を探り…。もうやる事ね〜よ!となったのが朝5時。疲れきってしまい納竿。
何がいけなかったのかなあ…。
テク?
ポイント?
タックル?
時間?
せめて日の出前後まで頑張るべきだったのか…。
アジング難しいよお…。
期待しまくっての釣行だっただけに被ダメージ大。