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2021年11月21日

ボーン素材ルアー


ルアーボックスの中に未だにワタシが一軍登録している最早クラシックルアーと呼んでもいいルアーの1つ、ボーマー ロングA。

高い確率で、何かしら反応が得られるので溺愛していて、ストックを複数確保しているのが、冒頭写真のカラー。塗装が剥げてボロボロになって来たのがあるので、再塗装でもしようかな、とアルコールにドブ漬けして塗装を完全に剥がした姿がコチラ。

殆どのプラスチックルアーはクリアですがこれは乳白色です。ボーマー ロングAは他のカラーを所有していますが。これだけ何故か、乳白色。
この乳白色のプラスチックがボーン素材と呼ばれていることを知ったのはつい最近のこと。
ルアーに使用されているプラスチックは、ネットで調べたところ、A (アクリロニトリル)・B (ブタジエン)・S (スチレン) の3種類の成分を組み合わせたABS樹脂というものでできているそうです。
で、ナチュラルABS樹脂と呼ばれるのがこの乳白色のもので、ルアー業界では特にボーン素材と呼ばれているようです。
低比重=高浮力、高硬度という特徴があるそうです。高硬度ということは、ラトル入りのボーマー ロングAはボーン素材だと通常のクリアABS樹脂よりも高い音がする、ということらしいのですが…。
言われて見ると確かに、クリアABS樹脂のロングAよりもボーン素材のロングAのラトルの音が高いようです。擬音で表現すると、クリアABS樹脂の方はギャラギャラ、ボーン素材の方はカラカラ、ってカンジ。
高浮力、というのは恐らくキビキビしたアクションにつながるのでしょうか。これまた何となく、ボーン素材の方がグリッグリッとハッキリとしたアクションをしているような気がします。
冒頭写真カラーのロングAが明らかによくシーバスが反応するので、このギラギラとした何とも言えない光り方がシーバスに効くのだ、と思い込んで(最早、信仰の域に達していましたが)いたのは単なる勘違いで、実はボーン素材の特性がシーバスに効いていた、という事なのでしょうか…。
別にボーン素材の他のカラーでも同じ様にシーバスの反応が得られていたのでしょうか…。
検証してみたいのですが、昔と違って店頭でロングAを滅多に見ないんですよね…。

でもこのカラー、他のルアーで見たことのない光り方するので、絶対にこのカラーだけが持つ誘引力があるんじゃないかと思うんだけどなあ。
  


Posted by 疑似餌釣師 at 08:00Comments(0)ルアーインプレ

2021年04月24日

釣行記 2021-04-21


そろそろバチ抜けシーズン開始かと思い、釣査へ。

日没は18:30頃。
ポイント確保の為に、現地に17時到着。
明るい内は、バチ抜け用ルアーには恐らく反応無いよねと思い、ブレードベイトやVJ-16、鉄板バイブのキャストを繰り返しました。
丁寧に、カウントダウンでレンジを刻むも、反応無し。

日没前後にバチがそこかしこで泳ぐ姿を確認できるようになったので、バチ抜けルアー のキャストを始めました。
19時頃にあちこちでシーバスとしか思えないボイルが起きてテンションが上がります。
間違いなく今日は釣れる!と気合いを入れてキャストを繰り返します。

20時を超えるとピタリとボイルが止みました。
それまで、何の反応も無し。
バチの姿も無くなりました。
1時間続いたボイルフィーバーの間、全く反応無し。

心をポッキリと折られて納竿。
帰宅の途につきました。

【キャストしたバチ抜けルアー】
マニック
フィール
エリア10
ローリングベイト
ワンダー
コルセア

各色各サイズをひたすらキャストしましたが、バイトすら一度も無し。

何故…?
  


Posted by 疑似餌釣師 at 08:00Comments(2)ルアーインプレ釣行記

2020年06月01日

釣行記 2020-05-30

緊急事態宣言が解除され、自粛していた釣行。
嫁さんは渋い顔でしたが、夜中に出発。
泉南の漁港に深夜1時頃に到着。
週末の割に、アングラーの数は少なめ。
初めて来たポイントですが、まだ自粛してる人が多いのでしょうか。
ネットを見る限り、バチ抜けは残念ながら終了してるようで、確かにバチの姿は一切、見当たりません。
シーバス狙うなら朝マズメかな、と判断してアジング開始。

手っ取り早く、港内の常夜灯周辺を中心に探りますが反応無し。
サビキ釣りの方々も釣れていない模様。
港内各所をしつこく、探りますが反応無し。
ネットでは小アジが釣れてるとの情報でしたので、時間が悪いか、群れがいないかのどちらかでしょ、と無理矢理に自分を納得させて漁港外側のテトラから狙う方針に切り替えます。灯りがない場所でのアジングはいつも不安です。
静かな港内と異なり、外側は波やらなんやらでジグヘッドの重みを感じ取りにくいので、0.8gから1.2gのジグヘッドに変更。
漫然とキャストを繰り返しますが、ノーバイト。
朝マズメまで仮眠でもするかなあ、と思いましたが、何も考えずに漫然とキャストを繰り返していたからでは?と反省し、きちんとレンジを刻んだキャストを始めました。
最初はキャストして直ぐにリトリーブ。
次にボトムを取ってからリトリーブ。
反応有りません。
カウントダウンリトリーブを開始。
2ずつ刻んでキャスト&リトリーブをしていると、カウント6で反応有り。
カウント6でキャストを繰り返していると、漸くヒット。かなり引いたので、デカアジかと思いきや15cm位の小アジ。微妙な違和感に半信半疑でアワセを入れたらヒットで、デカアジかと勘違いする程の引きだったので、自作アジングロッドが相当な高感度なのだ、と自画自賛しながら2匹追加したら反応が途絶えます。
アジは頻繁にレンジが変わるので小まめなレンジ調整が必須らしいので、カウント4に変更すると反応が戻って3匹キャッチ。
再度、反応が途絶えたのでカウント4からカウント6の辺りを探るとポツリポツリと5匹追加で計11匹キャッチで夜明けを迎えました。エコギアのアジ職人アジマスト1.6"のアミエビカラーにしかヒットが無かったのが印象に残りました。個人的には艶シラスカラーがイチ押しなのですが。

シーバスタックルに切り替えて、選択したルアーはコアマンのVJ-16。
過去に何度か試すも全く反応を得られないので、愛想を尽かしていたのですが、ネットではやたら評価が高いので、なんとかVJ-16でヒットさせたい!
今日はVJ-16縛りだ!とキャストを繰り返します。
テトラ帯を移動しながらキャストを繰り返し、漁港先端部に到着。テトラの積み方が粗く、水面付近まで降りられないので、かなり上の段からVJ-16をキャスト。高い位置からのキャストなのでルアーが丸見え。
テトラの切れ目にルアーが差し掛かった瞬間に、いきなりガバッとシーバスが下から出現し、ルアーを引ったくって反転するヒット。丸見えでした。
沖に走ってくれず、テトラの切れ目でシーバスが抵抗を繰り返し、ヒヤヒヤしながら弱るのを待ちました。
抵抗を諦めて浮上したシーバスは60cm位。距離的には所有するランディングネットで充分届きますが、角度が…。ネットイン出来ても手繰り寄せる時にシーバスの重みでシャフトが折れそうな気がする角度。ちょっと危ないけどなんとかして水面付近まで降りようかな、と逡巡していると、エラ洗いされてフックアウト。うぬぬ。
非常に悔しい。
タバコを1本吸い、なんとか気を取り直して、先程の位置からさほど離れていない場所で水面付近まで降りてキャストを再開。
しばらくキャストを続けますが反応無し。
先程のバラシが悔やまれます。
半ばヤケになってボトムを取ってからファストリトリーブを開始した1投目。5回巻いてフォールさせた瞬間にドン。
0.6号のPEラインでフルキャストしたので、かなり沖でのヒットです。
やたら暴れるので、ちょっと腕やら手首がツライ。
どんだけ鈍ってるんや、思いながら寄せたシーバスは50cm台。水面付近まで降りていたので、フィッシュグリップで直接キャッチ。メジャーで計測すると53cmでした。


53cm程度で腕やら手首がツライ、なんて情け無いことこの上無し。
筋トレせなあかんかなあ、と思いつつ、納竿しました。

ちなみに、VJシリーズはランダムな千鳥足アクションでシーバスに思わず口を使わせてしまう、とかなんとかネットにありましたが、特にランダムな千鳥足アクションとやらは確認できませんでした…。ワームの刺し方で変わるんですかね?
それと、バイブレーションジグヘッド=VJらしいですけど、バイブレーションアクションなんて感じませんでしたし、そんな動きをしてるようにも見えませんでした。

何はともあれ、アジングでのカウントダウンによるレンジ刻みの有効性が確認でき、VJ-16では初めてシーバスをキャッチできた、実りある釣行でした。

[今回のヒットルアー]
エコギア アジ職人 アジマスト1.6" アミエビ
コアマン VJ-16 沖堤イワシ・ヒラメピンク

※テトラ間の移動で跳んだり登ったりしたせいでしょうか、翌朝は下半身のかなりの筋肉痛に悩まされました。ああ、情け無い。  


Posted by 疑似餌釣師 at 08:00Comments(0)ルアーインプレ釣行記

2019年06月06日

デュオ ベイルーフ マニック95


デュオ社 ベイルーフ マニック95

買った当初はハズレだ、と思ってたルアーが何かのキッカケに一軍ルアーに昇格することってありません?

このマニック95はワタシにとってそんなルアーの1つです。

タックルハウスとかマリアオフィス(現在のヤマリア)、ジャクソンのようなシーバス界の老舗である、デュオ。

タイドミノーシリーズが有名でしたが、後発のルアーメーカーに押され気味で青息吐息のメーカーって勝手に思っていました。
いつまでたっても雑誌の広告はタイドミノー、タイドミノー。一体、タイドミノーだけで何種類あるねん、て。

いつ頃かは記憶が定かではありませんが、雑誌の広告で久しぶりに強力にプッシュしてるなあ、と目に留まったのが、このマニック95。マニックムーヴアクションとか言う宣伝文句に惹かれて購入したんですよね。

当初からバチ抜けに効く、との声がありましたので、早速使ったのですが、なんか棒みたいなんですよ。全然アクションしてるように見えないんです。ごく僅かに、ワンダーみたいに頭を支点にケツを振るんですが、基本はノーアクションとしか見えない。ロッドにもな〜んにも感じない。やはりハズレか…と早々に決めつけて投げなくなりました。バチ抜け期になると、マニック、マニックといわれるのを多少は気にしてバチ抜け期にはルアーボックスに入れてはいるけど、使わない、みたいな。

ある年のバチ抜け期に、フィッシングマックスの釣果情報で連日のようにマニックで釣れた、マニックで釣れた、と書いてるもんですから、その日、シーバスの余りの反応の無さにいい加減に辟易していたワタシは長らくキャストすることも無かったマニック95をキャストしました。

やはり、ロッドには何も感じることのないアクションに、ああ、やっぱりダメダメルアーかと思ったのですが、近くに来て見えたマニックの動きがおかしい。すごい小刻みにローリングしてるんですよね…。あれ?と思ってリトリーブの手を止めるとこれまた刺激的なローリングアクションでフォールして行くんです。ちょっと待て、以前はこんな動きしてへんかったやん、と思うのですが確かに派手に小刻みにビリビリとローリングアクションしてます。以前は緩いS字アクションだった筈なのに。

そういえば老眼が進んで遠視状態のワタシ。それまで見えなかった動きが加齢と共に見えるようになったのでしょうか。

ひょっとしたらラインシステムの影響もあるのかも。昔はPE0.8号にリーダー16ポンドでしたが(PEライン1.0号にリーダー20ポンドなんて時期も)、現在のワタシの港湾シーバスのシステムは、PE0.6号にリーダー12ポンド。細くなった分、ルアーのアクションに影響が出てるのかも。

とにかく、これはイケる、マニック釣れそうと節操無く認識を改めて、引き波を立ててリトリーブしたり、フォールを混ぜたりしてキャストを繰り返すとシーバスはアッサリ釣れました。

で、今現在は一軍ルアー扱いです。バチ抜け期ばかりに注目されるルアーですが、バチ抜け期以外でもフツーに釣れます。いかにもバチ抜け用のカラーはダメですが、ゴーストパールチャートとか湾岸レッドなんかのカラーは、バチ抜け期以外でも活躍します。

個人的には、バチ抜け期以外の時期はスローリトリーブか、フォールを織り交ぜたリトリーブに良くヒットします。引き波リトリーブもバチ抜け期以外でも釣れなくもないですが。
メーカーサイトには「トゥイッチやジャークといったロッドワークにより、イレギュラーな動きで水面を逃げ惑うベイトを演出」なんて書いてますがトゥイッチやジャークで釣れたことないです…。

棒みたいな形状のせいでしょうか、ウェイトの割にやたら飛ぶのでサーチベイトとしても秀逸です。最近は一投目についついマニックを投げてますね。えりてんは飛ばないんで…。

フッキングが悪いとか、やたらバレる、とか聞きますが、ワタシ個人は感じたことないです。ただ、フックが細軸なので強引なやりとりは御法度。直ぐにフック伸ばされます。強引なゴリゴリ巻きのワタシはしょっちゅう伸ばされてます。

デフォルトのフックは恐らく、ガマカツ トレブル SP Mの#10。細いのでフックを伸ばされてバラし、とかキャッチしたはいいけど伸ばされたからフック交換なんてことになり、維持費がかかります。
ちょいと太軸のトレブル SP MHは#10がラインナップにありません。トレブル RB-MH #10がまあベターなんですが、シャンクが多少長いので少々エビります。痛し痒し。
シングルフック 53 ソルト #4は非常にいいカンジです。シングルなのでゲイプが広く、太軸なので強引なやりとりが出来ます。ただ、店頭になかったり、品切れだったりで入手困難なんですよね…。ワンダー60はシングルフック 53 ソルト #4の装着がマストなので、マニックまでなかなか回せません。

トレブル SP MH #10か、トレブル RB-MH ショートシャンクを発売して欲しいです…。

あと、ちょっとどうにかして欲しいのは、カラーラインナップの変更が頻繁なこと。気に入ったカラーがあってもラインナップから外されるなんてことがザラ。売れ筋カラーを押さえつつ、釣れ筋カラーを色々と試行錯誤してるんでしょうが、もうちょっと長いスパンでカラーラインナップを考えて欲しい…。「フルーツパフェ」「マットチャートキャンディー」の復刻を激しく希望。


ソリッドティップのロッド使用だとマニック95の泳ぎを手元に感じます。タックルバランスによって印象が変わる厄介なルアーかも。  


Posted by 疑似餌釣師 at 21:00Comments(0)ルアーインプレ

2017年05月07日

ガイア エリア10 ふたたび

GAEA AREA10
ガイア エリア10
通称、えりてん。
Type:フローティング
Length:100mm
Weight:9g
ワタシ的にセカンドブーム到来中。




(2枚目の2本はフィッシングマックスでリアクションバイトしてしまった、助松オレンジと助松ピンク。特にこの上段の助松オレンジ、すごいそそりません?)

このエリア10、とにかく安い。
メーカー希望小売価格が1,050円(税別)。
ワタシが普段使う釣具屋では、945円(税別)。
値段的には安物でロクに釣れなさそうなチープ感満載の雰囲気がプンプン臭うのにこれがまた釣れる。
経済的に不遇なワタシにはとてもありがたいルアーです。

更に、カラーラインナップが非常に豊富。メーカーホームページで見る限りだけでも、なんと32色展開。ショップオリジナルカラーも各社から色々あって、これがまた良さげなんですよね。なんかこう、ワタシだけが知ってる爆釣カラーとか見つかりそうでワクワクしちゃいます。なので保有数がジリジリ増えてルアーケースの空きスペースを圧迫しつつある、今日この頃。

肝心の釣果に関しても文句無しです。ワタシは「バチ抜け期は、エリア10が必携です」とか何とかのPOPをショップで見て初めて購入したクチですが、実際、よく釣れます。ウォブリングアクションこそルアーの備えるべきアクション、釣れるルアーの必要最低条件、と長く盲信していたワタシですが、エリア10はウォブンロールアクション。強いて言えばローリング8割、ウォブリング2割といったとこでしょうか。ローリングアクションが大の苦手なワタシ、釣れる気がしません。だってアクションしてるように見えませんし。ワタシのような注意力散漫で大雑把な人間からすれば殆ど棒を引いてるようなもんです。ましてやバチ抜け期ってまずスローリトリーブでしょ?ロッド抵抗まるでなくて釣れる気ゼロでしたよ…。そこをグッと堪えて使い続けたその先にパラダイス♪

使い方はネットで散々書き尽くされてます。基本、デッドスローリトリーブ。流れに応じてドリフト。まあ、エリア10専用の使い方ってのは特になく、手垢、目垢がつきまくったメソッドばかりです。あ、ローリングアクションのルアーって引き抵抗を殆ど感じないからキライでしたし、今でも苦手意識が抜けないのですが、ある日気づいたのです。赤金カラーのエリア10をちょっと早めにリトリーブしてたら凄いアクションしてるんですよ。赤と金が交互にギラッギラッとローリングしながら明滅してるんです。ロッドに感じる引き抵抗は殆ど無いのに激しくアクションしてるんです。アクションする方向が違う為に引き抵抗が無いだけだったんですね〜。ちなみに、タックルハウスのローリングベイトだと高速ローリングアクションです。それに比べるとエリア10のアクションは控え目。控え目かつ頼りないアクションがエリア10の最大の特徴であり、セールスポイントなのかな、と。それを知って以来、苦手意識を抱えながらも好んで使ってます。

大体の場合、デッドスローリトリーブしてる時に、ガツンといきなり引ったくられるようなヒットで何度釣ってもドキッとします。
ついでながら、バチ抜け期になると雑誌で取り上げられ、バチ抜け期になると店頭在庫と展開面積が増大するエリア10ですが、バチ抜け期以外にも当然使えます。ま、ラッキークラフトのワンダーみたいなもんです。春から秋まで使えます。冬はさすがに無理。

安い、色数豊富、釣れる、と3拍子揃ったえりてんですが、いいことずくめではありません。

まず、飛びません。申し訳程度の重心移動システム搭載ですが、ウェイトルーム内のウェイトボールのサイズを見れば飛ばないであろうことは一目瞭然です。必要最低限の飛距離は確保できるのでガマンして使いましょう。どうしてもこの飛距離が我慢できない人は財力に物を言わせて、アイマのコモモシリーズでも買えばいいのです。komomo SF-95 slimとかkomomo SF-110あたりがえりてんに近いカンジします。
次に、作りがチープです。樹脂の継ぎ目に段差があったり、塗装がすぐに剥げたり…。チープな作りの為か、強度もありません。釣り上げたシーバスがコンクリートの上で暴れただけで割れたりします。特にテールフックの辺りが脆いようです。
最後に搭載しているフック。伸びやすい、折れやすい、錆びやすいの3拍子揃ってます。

エリア10フック交換の問題は皆さん悩み、試行錯誤しているご様子。もちろんワタシも例外ではありません。
色々と試行錯誤しました。
ネット上の情報では、エリア10は非常に微妙なバランスなので購入時のフックを使う方が良い、なんて書いてたりしますが、ホントかなあ…。ラッキークラフトのワンダーでも似たようなこと聞いたけどそんなにシビアなもんじゃなかったよ…?じゃあ、購入時に搭載されているデフォルトのフックは何かと言うと、カルティバのST-36BCの#8だそうですが…。これ、淡水専用フックなんですよね…。そりゃすぐ錆びるわ…。んじゃ海水用のフックに交換する必要があるわけですが、ガマカツ社のフックを昔から使っているワタシとしてはカルティバフックではなく、ガマカツフックから交換フックを選びたい。3パターン程を試しました。

①ガマカツ トレブル SP MH #8
②ガマカツ トレブル RB-MH #8
③ガマカツ トレブルRB Mショートシャンク #8

①は外見が一番オリジナルに近いですが、ST-36BCはラウンドベンド。トレブル SP MH #8はスプロートベンド。ベンド形状が異なります。

②だとオリジナルと同じラウンドベンドですが、トレブル RB-MH #8はシャンクがST-36BCよりちょっと長め。フッキング性は向上した気がしますが気になるのは時々発生するフック同士の絡み。長めのシャンクが災いするようです。昨今のハイプレッシャーなフィールドで1回のキャストがフック同士の絡みで無駄になるのは大きな損失。

③はちょっと面白いです。ショートシャンクなので外見はほぼST-36BCと同じ。ですがワイヤーが細軸のM(ミディアム)なのでちょっと繊細なカンジ。明らかに①、②よりフック重量が軽そうです。で、その軽量フックのせいでしょうか、明らかにえりてんのアクションが変わります。かなり派手なウォブンロールに変貌を遂げます。オリジナルのエリア10はそこそこ早めに巻かないとウォブンロールしませんが、このフックだとデッドスローリトリーブでも派手にウォブンロール。但しかなりの細軸な為か、ヤワです。ワタシのような万年初心者はシーバスがかかるやいなやゴリゴリ巻き上げる情緒の欠けらもないファイトスタイルなので、直ぐにフックが伸びます。一度伸びたフックはプライヤーで無理矢理曲げてもとに戻してももアウト。すぐまた伸びます。維持費がかかるフック交換ですね。

と言うわけで、基本は①のガマカツ トレブル SP MH #8。アクションを派手にしたい時は③のガマカツ トレブルRB Mショートシャンク #8が現在のエリア10のフック交換パターン。フック交換でルアーアクションを使い分けるなんて、ちょっと上級者ぽくてカッコよくないです?
ま、ガマカツ トレブルRB MHショートシャンク #8なんてフックが発売されたりしたら一番オリジナルに近いフックになりそう。その場合はあの派手なウォブンロールも出来ないわけですが、そっちに完全移行して、①と③の使い分けなんてマニアックで粘着なこと止めるでしょうね、モノグサなワタシは。大体、現場でフック交換なんて面倒なことキライです、ワタシみたいな万年初心者はw

ガイア エリア10のホームページはこちら
http://www.gaea-area.com/products/salt/area10  


Posted by 疑似餌釣師 at 09:00Comments(0)ルアーインプレ

2017年04月13日

メガバス マーゲイSW


メガバス社 マーゲイSW

元はバス用。確か名前はLive-X マーゲイ。
ラッキークラフトのベビーシャッドに味をしめたワタシがシーバス用にもうちょっと大きいシャッドを、と思って購入。
現在はシーバス用が発売されています。

ベビーシャッドと同じく、トゥイッチ時に派手なヒラを打つド派手なアクションでリアクションバイトを誘う…のですが、いかんせん、ボディ内部のウェイトがトゥイッチの度にジャランジャランとウルサイ。ベビーシャッドは内部のウェイトが小さなガラスビーズだからなのかシャランシャランと控えめなのと比較すると最早、騒音レベル。昨今のルアーで散々叩かれまくるフィールドのスレきったシーバスゲームにおいて活躍する機会はもう、なかなかないでしょうね…。
それでも爆釣した過去の栄光が忘れられず、ルアーボックスからなかなか退場させられずにいます…。タチの悪いことにさんざんルアーで叩いた後に投げやりにマーゲイ投げたら釣れたりする天邪鬼で扱い難い面倒なコです。
決してオススメできるコではありませんが、まあ付き合ってみればなかなか味のある面白いコかも。ワタシはキライじゃないです。人気がないのか、ワゴンで¥680なんて売り方されているのに遭遇したりしますが。

メガバス(Megabass) Live-X MARGAY SW

  


Posted by 疑似餌釣師 at 09:00Comments(2)ルアーインプレ

2016年08月11日

コアマン PB-20 パワーブレード


お盆休みはほぼ毎年、中紀に泊りがけで釣行しています。
この時期、メッキやサバ、カツオが釣れ出しますが、中でもよく釣れるのが、カマス。
そしてカマス必釣ルアーとして近年、急激に台頭してきたのがブレードベイトの雄、コアマンのパワーブレード(独断と偏見に満ち満ちた、非常に個人的な見解です)。よく飛び、よく釣れ、しかもスレ知らず。対カマス、リーサルウェポン。ワームやミノーなんぞ目じゃありません。カマス釣りに飽きるまで、もしくはカマスの群れが去るまで、延々と釣れます。

パワーブレードはPB-24のみを使用してきましたが、漸くダウンサイズ版のPB-20を購入しました。カラーによりその日のアタリ、ハズレがあるので何色か買いたいのをぐっとガマンして、シルバーブレードとゴールドブレードを1個ずつ。
こいつでカマスは勿論、メッキ、サバ、ガシラ、カツオ、シーバスを大小問わず、根こそぎ釣りまくってやるのです。

海フライはどうした、との内なる声がワタシを責め苛みますが、財布を取り巻く、厳しい経済的事情は如何ともし難く…。海フライ再開はまた後日に。

お盆にカマスの大漁釣果ブログ、アップできますように。

コアマン(COREMAN) PB-20 パワーブレード

  


Posted by 疑似餌釣師 at 07:00Comments(0)ルアーインプレ

2016年03月13日

アムズデザイン コモモⅡ


アムズデザイン社 komomoⅡ。

アムズデザインのWEBではラインナップとしてまだ存在しているようですが、ワタシが良く行く釣り具屋では、すっかり見なくなりました。
釣り雑誌の記事で紹介されていた記憶もありません。かなりマイナーなルアーなんでしょうか。

komomoⅡとの出会いは釣り具屋のセールw
あ、エフテックのエスフォーそっくり。パクリや。
と、まあ毎度ながらのパクリ疑惑の思いを抱きました。

エフテックのエスフォー、凄く面白いルアーでした。超スーパーシャローランナー、殆ど潜らない。トップウォーターと言っても良いぐらい。
アクションがこれまた極端なウォブリング。昨今のメインストリームのローリングアクションのルアーを見慣れた人から見れば、おしっこちびりそうな位に激しいブリブリのケツ振りアクション。もとい、モンローウォークアクション。
ワタシはトップウォータールアーとして認識して愛用していました。
しかしながら、人気が下降したのか、メーカーの売り方が悪いのか、最近はすっかり店頭から姿を消しました。倒産した訳では無さそうですが。

で、このkomomoⅡですが、定価は2,100円。ところがその時のセールでは何と1個1,000円。エスフォーのストックを切らしていたワタシはエスフォーの代替品として3本購入したのです。アイマのルアー、しかも一応komomoなので、相性の悪いワタシは悩みましたが。

良く釣行する日高川にこのkomomoⅡを引っさげていつものシャローエリアに出向きました。
同じレンジ、同じアクションならタックルハウスのTKLMがあり、十分満足していましたが、懐かしのエスフォーの面影を残すkomomoⅡ。TKLMよりはスリムなボディも気に入りました。
予想通り、エスフォーと同じレンジ、アクション。
真夏の早朝のシャローエリアをブリブリとお尻を振る悩殺アクションでウォークするkomomoⅡに、ドッパーン!と出たのは60cm強のヒラスズキでした。

アイマのルアーとは相性が悪いワタシ。
でもこの、komomoⅡはハナシが別。
投げてヨシ。
釣ってヨシ。
結構、お気に入りです。
定価で買う気には決してなりませんが。

アムズデザイン(ima) komomo(コモモ) II

  


Posted by 疑似餌釣師 at 08:00Comments(0)ルアーインプレ

2016年03月11日

オンスタックルデザイン マナティー


オンスタックルデザイン社 マナティー。

言わずと知れたワインド釣法の元祖。
今はすっかりタチウオ専用の釣法となってしまった感がありますが、一時はシーバスデイゲームのリーサルウェポン状態でした。
シーバスデイゲームで縦の釣りなら岸壁ジギン、横の釣りならワインド、って時期がありました。
ZZヘッドなるワインド専用ジグヘッドにマナティーを装着。エギングみたいにシャクリまくればあら不思議、マナティーがジグザグに左右にスライドします。この左右へのジグザグの横っ飛びを、ダートとかスライドとかスケーティングとかワインドとか様々な表現がありますが、まあ気にしないでいいです。少なくともワタシは無視しています。厳密には違うのかも知れませんが、その違いが解説されてるのを見た事ありませんし。
オンスタックルデザインの後発で各社から似たようなワームが発売されましたが、ワインド釣法の言葉を発明したオンスタックルデザインに気がねして、似たような表現をしてるんでしょう。オトナの事情ってヤツですね、きっと。
岸壁ジギングとほぼ同時期に出てきたと思いますが、岸壁ジギングと異なりシーバスタックルで入門できます。まあ、Lアクションだとシャクリ時にロッドが曲がり過ぎてやりづらいので、MLアクション、できればエギングロッドのMアクションがピッタリきます。3.5号の餌木が背負えるヤツ。

多分、お魚さんはこのワインドアクションなる、左右への横っ飛び、ジグザグアクションが大好きなんでしょう。基本的にサイズを替えればなんでも来ます。シーバス、タチウオは言うに及ばず、ハマチやサゴシ、ガシラ、メバル、メッキ、カマスなど、なんでもござれ。アジも釣れると聞いたことがあります。
ただ、このワインド釣法、エラくしんどい。
エギングみたいに1回シャクって1回巻く、を延々と繰り返し。エギングみたいにフォールもアリですが、まあ基本的にはずっとシャクリ続ける。これがワタシにはしんどい。手首の疲れがハンパない。ひ弱なワタシのワインド釣法の持続可能時間は最大で90分てトコ。いえ、今なら1時間かも。これ以上はもう、魚のヒットに手首が耐えられない。ヒットしてもアワセが出来ないんです。で、バラして逃げられる。
リストを鍛えよう!と思い、ダンベルを購入してリスト強化を試みましたが、すぐに飽きてしまい、ダンベルは現在クローゼットで深い眠りについています。

マナティーは、105mm、90mm、75mm、60mmの4サイズ展開。38mmと86mmサイズが最近、追加された模様。90mmがまあ標準で、他のサイズは対象魚と相談してお好みで。手首がヘタレなワタシは75mm以下しか使いません。90mmサイズから上のサイズはもう無理。
オンスタックルデザインからは専用ジグヘッドのZZヘッドが各色各ウェイト発売されています。ヘタレ手首の関係でワタシは14g以下しか使いません。というより使えません。風が強い日、遠投したい時はひたすら我慢。

雑誌などでは、ワインドはシーバス用としてはすっかり取り上げられなくなりました。恐らく、最近のスレっからしのシーバスはなかなかワインドには口を使わず、ワインドで釣れる位に活性が高い状況なら別に他のルアーでもいいじゃん、というコトなんでしょうか。デイゲームならブレードベイトがありますしね。シーバスにワインドが今も有効なのか、検証したいところですが手首が…。誰か教えてください。

逆にタチウオ狙いならワインド抜きはあり得ない、といった状況です。沖堤の武庫川一文字でのタチウオワインドが大好きな知人と偶に釣行しますが、ミノーやバイブレーション、ブレードベイトではワインドに太刀打ち出来ません。昔に比べてすっかり衰えたワタシもタチウオ狙いでは渋々、ワインドします。その日のアタリカラーを見極めるのが楽しいような、面倒くさいような。稀に、ハマチやサゴシもヒットします。

カマスやメッキ、ガシラ、メバルならワインドは楽チン且つ楽しい釣りです。オンスタックルデザイン社から38mmサイズが出たのは最近のハナシなのでワタシは他社の類似品の小さいヤツでやっているのですが、ベビーシャッドとかのスモールプラグはもうイランかなあ、と思う位に楽チンで数釣りできます。まあ、プラグは所有する喜びがあるので、買っちゃいますが。

フォール織り交ぜながらシャクリの強弱と幅を変える事で様々な状況に対応できるので、大雑把な釣りに見えて実は奥の深い釣りです。

オンスタックルデザイン マナティー


  


Posted by 疑似餌釣師 at 08:00Comments(1)ルアーインプレ

2016年03月07日

アムズデザイン コモモ SF-95 スリム


アムズデザイン社 komomo SF-95 Slim
通称、コモスリ。

komomo SF-125のパクリが、ガイア エリア10。ガイア エリア10のパクリがこのkomomo SF-95 Slim。まあ、そういう解釈をワタシ個人はしてます。

ひょっとしたら、sasuke SF-95をスリム化してシャローランナーにしたのかも知れないんですけどね。

でこのコモスリですが、エリテンを更にスリムにしてるじゃないですか。で、エリテンよりも造りが丁寧なんですよ。エリテンはまあ、ちょっと造りが雑なんですね。まあ、1,000円のエリテンと1,800円のコモスリを同じ土俵で比較するのも酷ですが。更に写真のこのトランスチャートってカラー、なんとも綺麗なので、一目見て気に入って買いました。komomo SF-125は永久追放した癖にw

これ、なんかフィールとかにょろにょろに似てかなり細身じゃないですか。じゃあ、バチ抜けにも他のシーズンにも使えるかな〜って思ったんですよね〜。

で実釣に使ったんですが…。
やはり、komomoはkomomoでした。
ほんっとにkomomo SF-125を小さくしてスリムにしました、としか言いようがないです。
まあ、ズバリ言ってしまうとですね。
このコモスリでまだ釣ったことないんです!
この際だから恥を忍んで申し上げるとですね。
アムズデザイン、アイマのルアーで釣ったことが一度たりともないんですよ!
komomo、sasuke、CARM、PUGACHEV'S COBRAと、色々試しましたが、いずれも一匹たりとも釣ったことないです、ハイ。アイマのルアーで釣ったことがないなんてもはや恥ずかしいです。各サイズ・各カラー購入して15本位あります。アタリもカスリもしません。
アムズデザイン社の呪いに違いない。きっとそうです。あ、GUN吉30gとkomomo IIだけ釣ったことある。全部じゃなかったか。
でも、komomoとsasukeで一度も釣ったことありませんなんて人、そうそういないんじゃないでしょうか。
しかも懲りずに、Silent Salt Skimmerが気になりだしました。あの細身のペンシルベイト、なんか見るからにカタクチイワシぽい。イケそうな気がする!

ま、まあとにかく、カラーもキレイですし、あのパックマンを彷彿とさせる目ん玉。アイマはワタシをスゴく魅了するのですが、相性が悪いんですよね…。

komomoとsasukeってホントに釣れるんですか?
アムズデザイン社と関係者が結託して壮大な詐欺をワタシに仕掛けてる訳、無いですよね…?

アムズデザイン(ima) ima Komomo SF-95Slim


  


Posted by 疑似餌釣師 at 08:00Comments(2)ルアーインプレ