2021年11月21日
ボーン素材ルアー

ルアーボックスの中に未だにワタシが一軍登録している最早クラシックルアーと呼んでもいいルアーの1つ、ボーマー ロングA。
高い確率で、何かしら反応が得られるので溺愛していて、ストックを複数確保しているのが、冒頭写真のカラー。塗装が剥げてボロボロになって来たのがあるので、再塗装でもしようかな、とアルコールにドブ漬けして塗装を完全に剥がした姿がコチラ。

殆どのプラスチックルアーはクリアですがこれは乳白色です。ボーマー ロングAは他のカラーを所有していますが。これだけ何故か、乳白色。
この乳白色のプラスチックがボーン素材と呼ばれていることを知ったのはつい最近のこと。
ルアーに使用されているプラスチックは、ネットで調べたところ、A (アクリロニトリル)・B (ブタジエン)・S (スチレン) の3種類の成分を組み合わせたABS樹脂というものでできているそうです。
で、ナチュラルABS樹脂と呼ばれるのがこの乳白色のもので、ルアー業界では特にボーン素材と呼ばれているようです。
低比重=高浮力、高硬度という特徴があるそうです。高硬度ということは、ラトル入りのボーマー ロングAはボーン素材だと通常のクリアABS樹脂よりも高い音がする、ということらしいのですが…。
言われて見ると確かに、クリアABS樹脂のロングAよりもボーン素材のロングAのラトルの音が高いようです。擬音で表現すると、クリアABS樹脂の方はギャラギャラ、ボーン素材の方はカラカラ、ってカンジ。
高浮力、というのは恐らくキビキビしたアクションにつながるのでしょうか。これまた何となく、ボーン素材の方がグリッグリッとハッキリとしたアクションをしているような気がします。
冒頭写真カラーのロングAが明らかによくシーバスが反応するので、このギラギラとした何とも言えない光り方がシーバスに効くのだ、と思い込んで(最早、信仰の域に達していましたが)いたのは単なる勘違いで、実はボーン素材の特性がシーバスに効いていた、という事なのでしょうか…。
別にボーン素材の他のカラーでも同じ様にシーバスの反応が得られていたのでしょうか…。
検証してみたいのですが、昔と違って店頭でロングAを滅多に見ないんですよね…。
でもこのカラー、他のルアーで見たことのない光り方するので、絶対にこのカラーだけが持つ誘引力があるんじゃないかと思うんだけどなあ。
Posted by 疑似餌釣師 at 08:00│Comments(0)
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