2017年05月07日
ガイア エリア10 ふたたび
GAEA AREA10
ガイア エリア10
通称、えりてん。
Type:フローティング
Length:100mm
Weight:9g
ワタシ的にセカンドブーム到来中。


(2枚目の2本はフィッシングマックスでリアクションバイトしてしまった、助松オレンジと助松ピンク。特にこの上段の助松オレンジ、すごいそそりません?)
このエリア10、とにかく安い。
メーカー希望小売価格が1,050円(税別)。
ワタシが普段使う釣具屋では、945円(税別)。
値段的には安物でロクに釣れなさそうなチープ感満載の雰囲気がプンプン臭うのにこれがまた釣れる。
経済的に不遇なワタシにはとてもありがたいルアーです。
更に、カラーラインナップが非常に豊富。メーカーホームページで見る限りだけでも、なんと32色展開。ショップオリジナルカラーも各社から色々あって、これがまた良さげなんですよね。なんかこう、ワタシだけが知ってる爆釣カラーとか見つかりそうでワクワクしちゃいます。なので保有数がジリジリ増えてルアーケースの空きスペースを圧迫しつつある、今日この頃。
肝心の釣果に関しても文句無しです。ワタシは「バチ抜け期は、エリア10が必携です」とか何とかのPOPをショップで見て初めて購入したクチですが、実際、よく釣れます。ウォブリングアクションこそルアーの備えるべきアクション、釣れるルアーの必要最低条件、と長く盲信していたワタシですが、エリア10はウォブンロールアクション。強いて言えばローリング8割、ウォブリング2割といったとこでしょうか。ローリングアクションが大の苦手なワタシ、釣れる気がしません。だってアクションしてるように見えませんし。ワタシのような注意力散漫で大雑把な人間からすれば殆ど棒を引いてるようなもんです。ましてやバチ抜け期ってまずスローリトリーブでしょ?ロッド抵抗まるでなくて釣れる気ゼロでしたよ…。そこをグッと堪えて使い続けたその先にパラダイス♪
使い方はネットで散々書き尽くされてます。基本、デッドスローリトリーブ。流れに応じてドリフト。まあ、エリア10専用の使い方ってのは特になく、手垢、目垢がつきまくったメソッドばかりです。あ、ローリングアクションのルアーって引き抵抗を殆ど感じないからキライでしたし、今でも苦手意識が抜けないのですが、ある日気づいたのです。赤金カラーのエリア10をちょっと早めにリトリーブしてたら凄いアクションしてるんですよ。赤と金が交互にギラッギラッとローリングしながら明滅してるんです。ロッドに感じる引き抵抗は殆ど無いのに激しくアクションしてるんです。アクションする方向が違う為に引き抵抗が無いだけだったんですね〜。ちなみに、タックルハウスのローリングベイトだと高速ローリングアクションです。それに比べるとエリア10のアクションは控え目。控え目かつ頼りないアクションがエリア10の最大の特徴であり、セールスポイントなのかな、と。それを知って以来、苦手意識を抱えながらも好んで使ってます。
大体の場合、デッドスローリトリーブしてる時に、ガツンといきなり引ったくられるようなヒットで何度釣ってもドキッとします。
ついでながら、バチ抜け期になると雑誌で取り上げられ、バチ抜け期になると店頭在庫と展開面積が増大するエリア10ですが、バチ抜け期以外にも当然使えます。ま、ラッキークラフトのワンダーみたいなもんです。春から秋まで使えます。冬はさすがに無理。
安い、色数豊富、釣れる、と3拍子揃ったえりてんですが、いいことずくめではありません。
まず、飛びません。申し訳程度の重心移動システム搭載ですが、ウェイトルーム内のウェイトボールのサイズを見れば飛ばないであろうことは一目瞭然です。必要最低限の飛距離は確保できるのでガマンして使いましょう。どうしてもこの飛距離が我慢できない人は財力に物を言わせて、アイマのコモモシリーズでも買えばいいのです。komomo SF-95 slimとかkomomo SF-110あたりがえりてんに近いカンジします。
次に、作りがチープです。樹脂の継ぎ目に段差があったり、塗装がすぐに剥げたり…。チープな作りの為か、強度もありません。釣り上げたシーバスがコンクリートの上で暴れただけで割れたりします。特にテールフックの辺りが脆いようです。
最後に搭載しているフック。伸びやすい、折れやすい、錆びやすいの3拍子揃ってます。
エリア10フック交換の問題は皆さん悩み、試行錯誤しているご様子。もちろんワタシも例外ではありません。
色々と試行錯誤しました。
ネット上の情報では、エリア10は非常に微妙なバランスなので購入時のフックを使う方が良い、なんて書いてたりしますが、ホントかなあ…。ラッキークラフトのワンダーでも似たようなこと聞いたけどそんなにシビアなもんじゃなかったよ…?じゃあ、購入時に搭載されているデフォルトのフックは何かと言うと、カルティバのST-36BCの#8だそうですが…。これ、淡水専用フックなんですよね…。そりゃすぐ錆びるわ…。んじゃ海水用のフックに交換する必要があるわけですが、ガマカツ社のフックを昔から使っているワタシとしてはカルティバフックではなく、ガマカツフックから交換フックを選びたい。3パターン程を試しました。
①ガマカツ トレブル SP MH #8
②ガマカツ トレブル RB-MH #8
③ガマカツ トレブルRB Mショートシャンク #8
①は外見が一番オリジナルに近いですが、ST-36BCはラウンドベンド。トレブル SP MH #8はスプロートベンド。ベンド形状が異なります。
②だとオリジナルと同じラウンドベンドですが、トレブル RB-MH #8はシャンクがST-36BCよりちょっと長め。フッキング性は向上した気がしますが気になるのは時々発生するフック同士の絡み。長めのシャンクが災いするようです。昨今のハイプレッシャーなフィールドで1回のキャストがフック同士の絡みで無駄になるのは大きな損失。
③はちょっと面白いです。ショートシャンクなので外見はほぼST-36BCと同じ。ですがワイヤーが細軸のM(ミディアム)なのでちょっと繊細なカンジ。明らかに①、②よりフック重量が軽そうです。で、その軽量フックのせいでしょうか、明らかにえりてんのアクションが変わります。かなり派手なウォブンロールに変貌を遂げます。オリジナルのエリア10はそこそこ早めに巻かないとウォブンロールしませんが、このフックだとデッドスローリトリーブでも派手にウォブンロール。但しかなりの細軸な為か、ヤワです。ワタシのような万年初心者はシーバスがかかるやいなやゴリゴリ巻き上げる情緒の欠けらもないファイトスタイルなので、直ぐにフックが伸びます。一度伸びたフックはプライヤーで無理矢理曲げてもとに戻してももアウト。すぐまた伸びます。維持費がかかるフック交換ですね。
と言うわけで、基本は①のガマカツ トレブル SP MH #8。アクションを派手にしたい時は③のガマカツ トレブルRB Mショートシャンク #8が現在のエリア10のフック交換パターン。フック交換でルアーアクションを使い分けるなんて、ちょっと上級者ぽくてカッコよくないです?
ま、ガマカツ トレブルRB MHショートシャンク #8なんてフックが発売されたりしたら一番オリジナルに近いフックになりそう。その場合はあの派手なウォブンロールも出来ないわけですが、そっちに完全移行して、①と③の使い分けなんてマニアックで粘着なこと止めるでしょうね、モノグサなワタシは。大体、現場でフック交換なんて面倒なことキライです、ワタシみたいな万年初心者はw
ガイア エリア10のホームページはこちら
http://www.gaea-area.com/products/salt/area10
ガイア エリア10
通称、えりてん。
Type:フローティング
Length:100mm
Weight:9g
ワタシ的にセカンドブーム到来中。


(2枚目の2本はフィッシングマックスでリアクションバイトしてしまった、助松オレンジと助松ピンク。特にこの上段の助松オレンジ、すごいそそりません?)
このエリア10、とにかく安い。
メーカー希望小売価格が1,050円(税別)。
ワタシが普段使う釣具屋では、945円(税別)。
値段的には安物でロクに釣れなさそうなチープ感満載の雰囲気がプンプン臭うのにこれがまた釣れる。
経済的に不遇なワタシにはとてもありがたいルアーです。
更に、カラーラインナップが非常に豊富。メーカーホームページで見る限りだけでも、なんと32色展開。ショップオリジナルカラーも各社から色々あって、これがまた良さげなんですよね。なんかこう、ワタシだけが知ってる爆釣カラーとか見つかりそうでワクワクしちゃいます。なので保有数がジリジリ増えてルアーケースの空きスペースを圧迫しつつある、今日この頃。
肝心の釣果に関しても文句無しです。ワタシは「バチ抜け期は、エリア10が必携です」とか何とかのPOPをショップで見て初めて購入したクチですが、実際、よく釣れます。ウォブリングアクションこそルアーの備えるべきアクション、釣れるルアーの必要最低条件、と長く盲信していたワタシですが、エリア10はウォブンロールアクション。強いて言えばローリング8割、ウォブリング2割といったとこでしょうか。ローリングアクションが大の苦手なワタシ、釣れる気がしません。だってアクションしてるように見えませんし。ワタシのような注意力散漫で大雑把な人間からすれば殆ど棒を引いてるようなもんです。ましてやバチ抜け期ってまずスローリトリーブでしょ?ロッド抵抗まるでなくて釣れる気ゼロでしたよ…。そこをグッと堪えて使い続けたその先にパラダイス♪
使い方はネットで散々書き尽くされてます。基本、デッドスローリトリーブ。流れに応じてドリフト。まあ、エリア10専用の使い方ってのは特になく、手垢、目垢がつきまくったメソッドばかりです。あ、ローリングアクションのルアーって引き抵抗を殆ど感じないからキライでしたし、今でも苦手意識が抜けないのですが、ある日気づいたのです。赤金カラーのエリア10をちょっと早めにリトリーブしてたら凄いアクションしてるんですよ。赤と金が交互にギラッギラッとローリングしながら明滅してるんです。ロッドに感じる引き抵抗は殆ど無いのに激しくアクションしてるんです。アクションする方向が違う為に引き抵抗が無いだけだったんですね〜。ちなみに、タックルハウスのローリングベイトだと高速ローリングアクションです。それに比べるとエリア10のアクションは控え目。控え目かつ頼りないアクションがエリア10の最大の特徴であり、セールスポイントなのかな、と。それを知って以来、苦手意識を抱えながらも好んで使ってます。
大体の場合、デッドスローリトリーブしてる時に、ガツンといきなり引ったくられるようなヒットで何度釣ってもドキッとします。
ついでながら、バチ抜け期になると雑誌で取り上げられ、バチ抜け期になると店頭在庫と展開面積が増大するエリア10ですが、バチ抜け期以外にも当然使えます。ま、ラッキークラフトのワンダーみたいなもんです。春から秋まで使えます。冬はさすがに無理。
安い、色数豊富、釣れる、と3拍子揃ったえりてんですが、いいことずくめではありません。
まず、飛びません。申し訳程度の重心移動システム搭載ですが、ウェイトルーム内のウェイトボールのサイズを見れば飛ばないであろうことは一目瞭然です。必要最低限の飛距離は確保できるのでガマンして使いましょう。どうしてもこの飛距離が我慢できない人は財力に物を言わせて、アイマのコモモシリーズでも買えばいいのです。komomo SF-95 slimとかkomomo SF-110あたりがえりてんに近いカンジします。
次に、作りがチープです。樹脂の継ぎ目に段差があったり、塗装がすぐに剥げたり…。チープな作りの為か、強度もありません。釣り上げたシーバスがコンクリートの上で暴れただけで割れたりします。特にテールフックの辺りが脆いようです。
最後に搭載しているフック。伸びやすい、折れやすい、錆びやすいの3拍子揃ってます。
エリア10フック交換の問題は皆さん悩み、試行錯誤しているご様子。もちろんワタシも例外ではありません。
色々と試行錯誤しました。
ネット上の情報では、エリア10は非常に微妙なバランスなので購入時のフックを使う方が良い、なんて書いてたりしますが、ホントかなあ…。ラッキークラフトのワンダーでも似たようなこと聞いたけどそんなにシビアなもんじゃなかったよ…?じゃあ、購入時に搭載されているデフォルトのフックは何かと言うと、カルティバのST-36BCの#8だそうですが…。これ、淡水専用フックなんですよね…。そりゃすぐ錆びるわ…。んじゃ海水用のフックに交換する必要があるわけですが、ガマカツ社のフックを昔から使っているワタシとしてはカルティバフックではなく、ガマカツフックから交換フックを選びたい。3パターン程を試しました。
①ガマカツ トレブル SP MH #8
②ガマカツ トレブル RB-MH #8
③ガマカツ トレブルRB Mショートシャンク #8
①は外見が一番オリジナルに近いですが、ST-36BCはラウンドベンド。トレブル SP MH #8はスプロートベンド。ベンド形状が異なります。
②だとオリジナルと同じラウンドベンドですが、トレブル RB-MH #8はシャンクがST-36BCよりちょっと長め。フッキング性は向上した気がしますが気になるのは時々発生するフック同士の絡み。長めのシャンクが災いするようです。昨今のハイプレッシャーなフィールドで1回のキャストがフック同士の絡みで無駄になるのは大きな損失。
③はちょっと面白いです。ショートシャンクなので外見はほぼST-36BCと同じ。ですがワイヤーが細軸のM(ミディアム)なのでちょっと繊細なカンジ。明らかに①、②よりフック重量が軽そうです。で、その軽量フックのせいでしょうか、明らかにえりてんのアクションが変わります。かなり派手なウォブンロールに変貌を遂げます。オリジナルのエリア10はそこそこ早めに巻かないとウォブンロールしませんが、このフックだとデッドスローリトリーブでも派手にウォブンロール。但しかなりの細軸な為か、ヤワです。ワタシのような万年初心者はシーバスがかかるやいなやゴリゴリ巻き上げる情緒の欠けらもないファイトスタイルなので、直ぐにフックが伸びます。一度伸びたフックはプライヤーで無理矢理曲げてもとに戻してももアウト。すぐまた伸びます。維持費がかかるフック交換ですね。
と言うわけで、基本は①のガマカツ トレブル SP MH #8。アクションを派手にしたい時は③のガマカツ トレブルRB Mショートシャンク #8が現在のエリア10のフック交換パターン。フック交換でルアーアクションを使い分けるなんて、ちょっと上級者ぽくてカッコよくないです?
ま、ガマカツ トレブルRB MHショートシャンク #8なんてフックが発売されたりしたら一番オリジナルに近いフックになりそう。その場合はあの派手なウォブンロールも出来ないわけですが、そっちに完全移行して、①と③の使い分けなんてマニアックで粘着なこと止めるでしょうね、モノグサなワタシは。大体、現場でフック交換なんて面倒なことキライです、ワタシみたいな万年初心者はw
ガイア エリア10のホームページはこちら
http://www.gaea-area.com/products/salt/area10