ナチュログ管理画面 海釣り・ソルトウォーター 海釣り・ソルトウォーター 近畿 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2021年09月24日

海フライロッドビルディング ふたたび

再挑戦、再挑戦と言いつつ先送りにしてきたソルトウォーターフライフィッシング、通称、海フライ。

重い腰をあげて、本格的に取り組むことにしました。
キッカケはアジング。
アジングって、やたら軽いジグヘッドをキャストすることが多いのですが、ラインを幾ら細くしても飛距離に限界が…。
こんだけしか飛ばないのならフライの方がよっぽど飛距離稼げるやん、と思ったのです。
まあ、スプリットショットなりフロートなりのリグでキャストすればいいのですけど面倒なのでね。

ズボラなワタシは釣行後のタックルは大概の場合、ほったらかしなのでサビが気になります。
以前に作成した海フライロッド(スネークガイドではなく、全てチタンフレームトルザイトリングにしたもの)は#8なのですが、実際に振ると意外に重い。手首がツラい。ロッドブランクがそもそも重い上に、4ピースと嵩張り、9フィートと長いせいでしょう。ガイドのせいではない筈…。
そもそも、シーバスやブラックバスをフライで狙うわけでもないので、#8ロッドは明らかにパワーオーバー。できるだけ軽くて短めの#6ロッドを新たに作成することにしました。

ロッドブランク選択条件としては、
①2ピースフライロッドブランク6番
②ロッドレングスが8フィート台
③出来るだけ軽いロッドブランク

上記の条件でネットから見つけたのが、
PACIFIC BAY社
RAIN FOREST Ⅱ
8フィート 6番
ブランク重量約44グラム
ブランクカラーはダークグリーン
お値段¥10,560とお安い

44グラムはかなり、軽い。
ブランクメーカーも大手の有名どころ。
出来れば、スピゴットフェルール(印籠継ぎ)が良かったのですが、贅沢を言えばキリがないので、早速お取り寄せ。国内在庫ラスト1本でした。ラッキー♪

海フライのメインロッドになるのは間違いないので、慎重にデザインを考えました。
ダークグリーンのブランクカラーにマッチするガイドスレッドのカラーを選ばないといけません。ジャストエース社からエメラルドカラーのメタリックスレッドを見つけました。
軽さに妥協したくないので、ガイドは勿論、富士ガイドのチタンフレームトルザイトリング。
グリップも少しでも軽いであろう、コルクで。
ダークグリーンのブランク、コルクグリップだとワインディングチェック等の装飾系金属パーツはシルバーかな?
フックキーパーは折り畳みできる奴にしちゃいます。
ロッドビルディングで1番楽しいのが、ロッドデザイン検討時の妄想です。

お小遣いが少ないので3ヶ月かけてパーツを買い揃えて、いざビルディング。
あせるとロクなことにならないので慎重に作業します。
作業は1日1箇所。充分に時間をかけて慎重に、丁寧に。
3週間かけて完成しました。





フライロッドで一般的なスネークガイドはダブルフットですが、殆どをチタンフレームシングルフットガイドにして軽量化を稼げた筈…。
加えて、トルザイトリングなので摩擦抵抗もスネークガイドより少なくなった筈なので、キャスティング距離も稼げる筈。

フライラインもシューティングヘッドを購入しました。釣行が楽しみ♪  


Posted by 疑似餌釣師 at 08:00Comments(0)フライロッドビルディング

2021年09月16日

白の10番


出版社:有限会社フライの雑誌社

海フライに再挑戦する、再挑戦するといいながら、なかなかしなかったのですが、所有する8番ロッドというヘビー仕様での再挑戦に気が乗らなかったからなのです。
8番ロッドなんてシーバスとか青物とかを狙うようなタックルなのですが、ルアーですら最近はそうそう釣れないのに、フライでなら尚更釣れへんがな、と。
8番ロッドでアジやらメバルやらの小物を釣っても面白くもなんともないでしょうし、そもそも8番ロッドを扱うような筋力が最早ありません。ちょっと前にキャスティング練習に行きましたが、手首の痛みが2、3日続きました。

そこで、大いに参考にしたのが、写真の書籍。 「海フライの本」は1〜3まで全て購入しましたが、「海フライの本3」 が最も「よし、海フライやってみよう!」という気にさせてくれました(海フライの本2の紙媒体、お願いだから再版して欲しい…。電子書籍しか入手できなかった…)。とりあえず、6番という比較的ライトなタックルで海フライに再挑戦することにしました。6番タックルに関しては後日にお話するとして、まずは肝心のフライパターン。
ターゲットはアジ、メバル、カマス等々の小物。
「海フライの本3」の著者である中馬達雄氏によると、「白の#10」フライを「えさフライ」とまで評してました。きっと海フライ素人の私でも何か釣れるに違いない、と激しく期待して、タイイングすることにしました。

氏の指定してるフックはTMC200R、もしくはTMC900BL…。どっちも海で使うと錆びませんかね、これ?使い捨てにするのも抵抗あるし、帰宅してフライを真水で塩抜きなんて絶対メンドウだからヤダ、そんな面倒なこと間違いなくしない、という自信があるワタシは氏に逆らい、海での使用に耐えられそうな、TMC9394を選択しました。「白の#10」は要はストリーマーなんだからきっとこれでも良い筈です。

次に、ウイングのマテリアルとして指定されている、毛足の長いラビット…。持ってません。フライショップやAmazonで探しましたが売ってません。と、いうことでクラフトファーで代用することに。

最後に、ボディのマテリアルとして指定されているのがシルバーのフラッシャスレッド…。自作しないといけないのですが、上手く作る自信がありません。巻きつけたフラッシャブーをUVレジンでコートしてしまえば強度も出て良かろう、とこちらも代用、というかアレンジ。

海フライ初心者の癖に、著者である中馬氏の教えをまるっと無視、勝手なアレンジをしてタイイングした、嘘っぱちの「白の#10」がコチラ。

氏の指定フックと異なりますが、TMC9394の#10フックなので、これも「白の#10」ということで。
カラーは白さえあれば充分らしいのですが、やっぱり色々とカラーバリエーション欲しいよね、フライボックスに彩りが欲しいよね、ということで色違いも各種。


海フライだと目ん玉も欲しいなあ、チェーンボールアイもいいけど、ストリーマーなんだからやはりちゃんとした目ん玉も欲しいなあ、なんて思ったりもするので、後日タイイングします。

ど素人なら先ずは先達の模倣から始めるべきでしょうに、初っ端からアレンジしまくり。実釣で後悔する羽目にならなければいいのですが。

※久し振りにタイイングしましたが、タイイング時に老眼鏡が必要になっていました…。とほほ。  


Posted by 疑似餌釣師 at 08:00Comments(2)フライ