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Posted by naturum at

2019年05月28日

ソリッドティップロッドについて


(ダイワホームページより転用)

ソリッドティップロッドって随分と昔からありますよね。

ショートバイトに強いとか、食い込みがいいとか、魚が違和感を感じにくいとか、様々なメリットが強調されてます。

が、疑い深いワタシは信じてませんでした。

結局は、魚のアタリを敏感に感じ取って、アタリを感じた瞬間に電光石火のフッキングが全てであろう、と。

その為には、ラインはPEを選択し、極力細いPEラインにして、リーダーはフロロカーボン、ロッドは感度重視のMLアクション。ペナペナの柔らかいロッドよりパツンパツンの硬いロッドの方が感度は良いに違いないでしょうし。後は全神経を手元に集中して僅かなアタリを逃さず、瞬時にフッキングすれば良かろう、と思ってました。

そもそも、バサーじゃあるまいし、2本も3本もロッドを持ち歩く気がとても起きないし、ソリッドティップロッドはキャストできるルアー重量が制限されるのでやはりMLアクションのロッドが汎用性が高い、と思ってました。

バチ抜け期はそれで対応し、対応できてる、と思ってました。

が、バチ抜け期にソリッドティップロッドを使用している同行者に、ロッドの差としか思えない釣果の差を見せつけられ、加えてどうしてもフッキングに持ち込めないあのツン、で終わってしまう僅かなアタリに我慢できなくなりました。

で、MLアクションのロッドをこれ以上増やしてもなあ、と思い、購入したのがダイワのLATEO 86LL-S・Q。同じダイワのLATEO 86ML・Qが気に入ってたので試しにと思って購入しました。

ルアーウェイトが15gまで、とキャストできるルアー重量に制限がかかりますが、バチ抜け期なら15gまでキャストできたら、まあこの1本で問題無かろう、と妥協したのです。 レンジバイブ70や、ローリングベイト77ならなんとか投げられますし。

初めてキャストした時の感触は良くありませんでした。
バチ抜け期だと、まだ明るい時間帯の17時頃に最初にキャストしたのは15gのレンジバイブだったと記憶していますが、恐る恐るそっとキャストしたにも関わらず、めっちゃロッドがしなります。これ、フルキャストしたら折れるんじゃなかろうか、と心配になりました。

で、次にキャストしたのが、ワンダー60。6.2gですから流石に心おきなくフルキャストできました。
ゆっくりとリトリーブしてすぐに感じたのは、ルアーの引き抵抗と、アクション。MLアクションのロッドだと一切感じないワンダー60の引き抵抗を感じます。MLアクションのロッドだと一切曲がらず、棒のようなのに、ソリッドティップだと、ティップが僅かに曲がります。加えてワンダーのあの微妙なローリングとS字アクションを手元に感じます。棒切れを引っ張っているような感じになるMLアクションのロッドとはまるで違います。

ワンダーが好きになれなかった理由はこれか!?と開眼した思いでした。

次にキャストしたのがローリングベイト。これも引き抵抗無いし、アクションしてるのかしてないのか手元に感じないので、好きじゃないルアーでしたが、ソリッドティップロッドだと手元にブルブルとローリングベイトのアクションが感じられます。

あれ、今まで手元にブルブル感じないルアー全部、ソリッドティップロッドだと分かるんじゃ…?と思い、マニック95をキャスト。ワンダーやローリングベイト程ではありませんが、やはりルアーのアクションを僅かに感じられます。

おお、ソリッドティップロッドすげぇ、とキャスト&リトリーブを続けると、ツンとアタリを感じたので条件反射でフッキング。柔らかいロッドなのでやたらロッドが曲がります。キャッチしたのは40cm程でしたが、魚の引きを堪能できました。

その後も使用を続けて、ショートバイトに強いとか、食い込みがいいとか、魚が違和感を感じにくいとかを体感できた訳では有りませんが、あの小さなツンというアタリをほぼ全てフッキングに持ち込めるのはソリッドティップの恩恵だろうなあ、と思いました。

ソリッドティップロッド、良いと思います。
1本は持ってた方が良いと思います。
MLアクションのロッドだとつまんないバチ抜け定番ルアーのリトリーブが楽しくなりました。

メタルバイブとかブレードベイトの様な重ためで巻き抵抗の重たいルアーをキャストしないなら、港湾シーバスではソリッドティップロッドがメインで良いのかも。


ここ4〜5年、港湾シーバス狙いの時はロッドを2セット、車に積むようになりました。
欲を言えば、もうちょっとだけバット側セクションに張りのあるソリッドティップロッドが欲しいかも。まあ、ヒットするやいなや早く魚の姿を見たいワタシがどうしてもゴリ巻きするファイトスタイルを改めれば良いだけのハナシなんですが、シーバスのファイトをゆっくりと堪能するなんて落ち着いたアングラーになる日が来るとはとても思えません…。  


Posted by 疑似餌釣師 at 15:00Comments(0)ルアー