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2016年02月26日

エギング3原則

エギング3原則
本ブログ、アクセス解析の記事上位100を見ると、「初めてのアオリイカ」がつい最近の投稿に関わらず、急上昇。
エギングによるアオリイカでお悩みの方がきっと多いのだと決めつけて、初めてのアオリイカに10年もかかったワタシが、図々しくもエラそうにエギング3原則を解説しちゃいます。

エギング中級者以上の方は以下、スルーで。





①フォールが全て。
②シャクリは最低限に。
③餌木はあれこれ買わない。

以上です。
シンプルでしょ。
あれやこれやとハウツーが解説されてますが、要点を抽出するとこの3つに集約されます。これ以外は、枝葉末節と割り切るのが得策です。

では以下、詳細な解説を。

①フォールが全て。
サイトフィッシング(見釣り)でアオリイカを釣れば実感できますが、アオリイカが餌木を抱くのは餌木のフォール中、ないし停止中です。シャクっている時は餌木を追いかけたりすることはあっても抱くことはアリマセン。必ず、シャクリが終わって餌木の沈下中、もしくは餌木のステイ中すなわち水中で浮きも沈みもせずに漂っているか、着底して餌木が停止している時です。シャクってる時に釣れたよ?なんてのはカン違いもしくは誤解です。
キュッキュッキュッキュッキュッ…と延々と餌木をシャクればアオリイカはいつまでたっても餌木を抱けないのです。そうやってイカを煽情する焦らしプレイ、というならハナシは別ですが、そんなお預けを食らわすのは男性のワタシには忍びなくてとても出来ません。ダメです、そんな酷いコトをしては。分かるでしょ、男性なら、そういうお預けを食らってる時のキモチ。
失礼、ハナシが微妙にズレました。
キュッキュッキュッ、ポーズ、キュッキュッキュッ、ポーズ。これはアリです。ポーズに転じて餌木が沈下を始めた瞬間にその獰猛な牙を哀れ可憐な乙女、もとい餌木にアオリイカは存分に突き立てることが出来るのです。
フォールの方法はざっくりと2種類。
ノーテンションのフリーフォールとテンションフォール。
圧倒的にフリーフォールに反応が多いです。
フリーフォールですのでロッドで、アタリを取れません。ラインの動きでアタリを取ります。でも慣れと言う経験を積まないと、アタリが取れません。最初はテンションフォールで良いと思います。ワタシも最初はテンションフォールばかりでした。餌木を抱けば、アタリがロッドで取れます。

②シャクリは最低限に。
じゃあ、シャクリは要らんのか。
要ります。
シャクリとは突然巻き起こり女性のスカートを翻す一陣の風です。チラリハプニングです。それに男性の目、違った、アオリイカは惹きつけられるのです。ただ突っ立っているだけではなかなか人目を惹くことなどできないのですよ。
真面目な話、シャクリは単なる誘いに過ぎません。餌木がここにありますよ、見えましたか〜?気付いて下さいね〜、美味しいですよ〜、と餌木の存在をアオリイカにアピールする為に行うのですね。

最低限に、というのはアオリイカが餌木を抱くタイミング、つまりフォールの回数を1回のキャストで如何に多く提供するのか、という事です。

キャストしました。50m飛びました。
(1)50mの区間でシャクリの回数を最低限に抑えて15回フォールさせました。
(2)50mの区間でシャクリをしまくって最大限に目を惹きつけましたが、フォールは5回しか出来ませんでした。
さあ、アオリイカが餌木を抱くチャンスは(1)と(2)のどっちが多かったでしょうか。

簡単なハナシですよね。
更に言うなら、シャくればシャくるだけ餌木は水面に向かって浮上しますし、アングラーの手元足元に向かって来ます。浮上しきったら後は水面直下を餌木は泳いでくるだけです。下手すれば、餌木が水面を割って飛んできます。危ないです。水面直下にしかアオリイカがいないとは限らないんですよ?どの層にアオリイカが居るのか分からないのに、そんなにシャクってどうするんですか?ってコトです。そんなにシャクっていつフォールさせるんですか?何回フォールできるんですか?もう岸のすぐ側に餌木来ちゃいましたよ?ってコトです。

ネチネチ、ネチネチとしみったれ根性で餌木のシャクリの回数を極力節約して餌木の移動距離を節約し、1回当たりのキャストで可能な限りフォールの回数を稼ぎましょう。そうすれば何度も同じ場所にキャストしないでさっさとキャストする方向を変更できます。あれ程ネチネチ探ったし、とポイント移動の決断も容易です。
キャスト1回で周囲の人が3回はキャストしてる位にワタシの探りは執拗ですw
だからモテねーんだよ、お前さんは、なんて言っちゃダメです。

③餌木はあれこれ買わない。
簡単なハナシです。浮気性のオトコはモテません。余程のイケメンでもない限りは。ワタシですら冷害、じゃない例外ではアリマセン。ヲイ、ナンノハナシダ。
1m餌木が沈むのに何秒かかるのか。
シャクリという餌木への入力の結果として出力される餌木の左右へのダート幅、上方への移動距離。
これらを把握しているコトは絶対的に有利です。
根掛かりの回避、アピールの強弱、水深の狙い撃ち。
これらを把握するにはあれこれとメーカーの違う餌木を買わず、一種類の餌木を使い込みましょう。アナタの貞操を捧げるのです。どうにかして浮気性なアナタの心に貞操帯を装着するのです。至誠天に通ず、と言うではありませんか。
ワタシは同一メーカーの餌木のディープタイプやシャロータイプすら買いません。ワタシの場合、エギ王Q Liveのノーマルタイプ一筋。更に言うなら餌木のサイズはほぼ、3号固定です。3.5号はちょっと重たくてワタシの手首が保たないコト、2.5号は大きいアオリイカ狙いにはなんだか心許ないし飛ばないサイズだから、が理由です。勿論、秋の新子シーズンは2.5号も投げます。
ロッドもラインの号数もなるべく固定した方がいいです。ワタシの使用するロッドは4号餌木も背負えるMHパワーですが、別に2.5号もフツーに投げられますし、バレやすいとかノリが悪い、なんてコト、一切ありません。むしろ、柔らかいロッドより感度がいいんじゃないかと。MとかMLのロッドと比較した訳ではありませんが。傾斜ガイドのロッドを未だにしつこく使ってるので、他のロッド知らないんですw

以上、グダグダと微妙にハナシがズレながらエラそうに語りましたが、間違った理屈ではない自信があります。10年かかって到達しましたからw
手前味噌ながら、ここまでハッキリ、バッサリと言い切った解説、なかなか無いので義憤に駆られて語りました。ハッキリ、バッサリと解説しちゃ、業界的にマズイんですかね。
お目汚しでした。


フリーでもテンションでもフォール中のラインの挙動には常に最大限の注意を払いましょう。アタリは必ずラインから読めます。フォール中のラインに指を触れておくのも良いです。特にラインが目視できない夜は。実を言うと、ライン目視でアタリ取れないからナイトエギング苦手ですw




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Posted by 疑似餌釣師 at 09:00│Comments(2)ルアー
この記事へのコメント
こんばんは〜、だいざえもんです。
エギングもやろうとしてますが、まだ釣れていません(>_<)

明快な解説、目からウロコです(^^)
今までシャクることばかり考えてました。
フォールが大切なんですね。

なんだか釣れそうな気がしてきました。
Posted by だいざえもんだいざえもん at 2016年02月26日 22:42
だいざえもんさん

そう言って頂けると投稿した甲斐があったというものです。

クドイようですが、シャクリなんてどうでもイイのです。
ワタシは2回か3回シャクリ入れるだけです。手抜きもいいとこ。

春イカの時期などはフォール終わって着底してからタバコ1本吸いながらイカが餌木を抱くのを待ってたりします。

最早、エギングはワタシにとってかなりスローライフな釣りです。
Posted by 疑似餌釣師疑似餌釣師 at 2016年02月27日 10:54
 
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    コメント(2)