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Posted by naturum at

2016年02月03日

初めてのシーバス プロローグ


初めてのシーバス…。
鮮明に思い出せます。
あの感動を。

ワタシが釣りをしたい、と思ったのは小学校2年生の時でした。クラスメイトの夏休みの絵日記を見たのがきっかけでした。夏休みにお父さんと一緒に海へ釣りに行きました、という内容でクラスメイトの描いた絵と共に、魚の写真が貼ってありました。おぼろげな記憶ですが、アジかサバの写真であったように思います。

父に「釣りに行きたい」と訴えたものの、休日は必ずゴルフに行くか、ゴルフクラブをいじっている父は(サラリーマンの分際でハンディキャップシングルの腕前だったそうです。スゴイらしいです)、「その内な」と言うばかりで一向に釣りに連れて行ってはくれませんでした。いつしか父に釣りに連れて行ってもらうことを完全に諦めました。内陸部に住んでいたので子供が一人で海へ釣りに行くには無理な距離でしたし、川や池も近くにはありませんでした。小遣いで買った釣りの本を眺めては、「大きくなったら自分で好きなだけ釣りをしよう」と決意する日々を過ごしました。購入した釣りの本にはルアーに関する説明のページがあり、ニセモノの餌で魚を釣る、ということにワタシは強い興味を持ちました。

神戸に移り住み、高校に入学。川や池は近所にありませんが、海が目の前に広がっています。ですが、親の方針で高校から学費を自己負担している身には釣りをすることは不可能でした。アルバイトと学業の両立に腐心する日々の中、それでも釣りをしたいという思いは燻り続けていました。

一浪を経て大学に入学して落ち着いたある日、本屋さんの釣りコーナーで一冊の本が目にとまりました。
「シーバステクニカルノート」
そこには、スズキをシーバスと呼び、ルアーで釣れること、その釣り方が詳しく解説されていました。目の前に広がる海でルアーフィッシングができる…!その本を購入し、隅から隅まで読み耽り、ルアーフィッシングを開始する準備・研究を始めました。

大学4年間に必要な授業料全額を稼ぎあげ、大学2回生の夏休みに入った、忘れもしない1993年7月21日、稼いだバイト代からとりあえず5万円を財布に入れたワタシはいよいよ準備万端、釣具屋に向かいました。当時、三宮にあった「星電社」という家電屋の一角に何故かあった釣り具コーナー。当時の私が知る限りの一番大きい釣具屋でした。店員さんを捕まえ、2時間は拘束したかと思います。ロッド、リール、ルアーで合計4万円程注ぎ込み、シーバスルアーフィッシングの準備完了です。  


Posted by 疑似餌釣師 at 09:00Comments(3)徒然草