2016年01月26日
ボーマー ロングA

人生初のシーバスを釣らせてくれたメモリアルルアー。
元々はブラックバス用らしいです。サイズは色々ありますが私が使うのはバス用の7、9、11cm。アメリカのPRADCO社のルアーですが、造りが雑、塗装が雑、飛ばない。20年以上シーバスをやってる方なら誰でもご存知かと。重心移動機能を搭載し、美しいカラーリングの国産ルアーに駆逐されて一部のマニアックなショップ以外ではほぼ絶滅しました。私はネット通販で買ってます。円高の時期はアメリカの通販サイトで買うと1個600円位で買えちゃったりします。20代の若者は存在すら知りません。もはや、クラシックルアーの領域に。同世代の方でも「ああ、あったね、懐かしいなあ」、といった感じでルアーボックスに入れてないのが主流派。でも釣れます!またまだ現役で釣れます!
ローリングアクションが最近のルアーの主流のようですが、コイツは真逆のブリッブリのウォブリングアクション。「アクション、派手すぎない…?こんなんで釣れるん?」と使い慣れてる私ですら思います。今時の若者は「最近のシーバスはスレてるからこんな派手なアクションじゃ釣れないよ」と切り捨ててしまいますが。
私の使い方は主に2つ。
①デッドスローリトリーブ
ルアーがギリギリアクションするスローリトリーブ。更に言うと、最初はルアーが曳き波を立てる位のスローリトリーブ。最近の言葉使いで言うとレンジはサーフェイス。水面の釣りですね。もうほぼトップウォーター。これで反応なければサブサーフェイスまで潜るギリギリのスローリトリーブ。曳き波は立たせず、完全に水面下に潜らせます。リトリーブ速度はさっきよりちょっと速くなります。
②ジャーク&ポーズ
恐らくこっちの使い方が本来の使い方なんでしょう。バスの世界ではジャークベイトなる呼称に区分されてる様です。ジャークするともんどりうって腹を見せます。んでポーズすると微妙にローリングしながら浮いてきます。ヒットは大抵このポーズの時です。毎度のことながらドッキリさせられます。
上記①、②以外にトゥイッチングのリトリーブもしますが活性の高い時限定。ここ何年かはそんな美味しい状況に出会えていません…。
あ、カラーラインナップはどれもチープです。側面にエラとかウロコとか黒い線で描かれてたりで正直ダサいです。カラーリングで国産ルアーと決して比較してはいけません。自分が納得(妥協)できるカラーを購入して、信じてキャストしましょう。
参考までにPRADCO社のロングAサイトはこちら。
http://www.bomberlures.com/product/long-a/