2016年01月27日
K-TEN ブルーオーシャン

タックルハウス社 K-TEN ブルーオーシャン。
シーバスルアーの老舗中の老舗。
今時のルアーはローリングアクション主体ですが、自分がシーバスルアーを初めた当時のシーバスルアーは殆どウォブリングアクションでした。当時のシーバスルアーと言えばこのタックルハウス社のK-TEN ブルーオーシャン、ジャクソン社のアスリートミノー、ラパラ社のカウントダウンが不動の3トップでした。あ、マリアオフィスのザ・ファーストもありましたね。4トップかも。
自分が生まれて初めて釣った魚もこのK-TEN ブルーオーシャンによるものでした(タチウオでしたが)。
当時のルアーとしては画期的だったマグネット装着全自動重心移動システムを搭載し、圧倒的な飛距離を誇りました。よく飛び、よく動き、よく釣れるルアーで、未だに現役。タックルケース永久一軍登録ルアーです。シーバス集魚機能も搭載してるんじゃないかと言いたい位、数多くのシーバスを釣らせてくれました。
このルアーには秘密がありまして、サイズによるんですが、ウェイトルームにこっそりと「あなたの良き思い出のために」って書いてあるんですよ…。昔はクリアカラーがラインナップされてませんでしたので塗装が剥げるまで使い込んだ人しか見ることの出来ない、開発者の二宮正樹氏からの秘密のメッセージでした。
アクションとかスタイルが現代風ではないので売れないのか、店頭で見ることがなかなかできなくなりました。後発の、Tuned K-TENは普通に売ってるんですけどね…(これすらもスペースは大分小さくなってしまいましたが)。
でもナチュラムでは普通に売っているので嬉しい限り。分かってんじゃん、ナチュラム!(偉そうに…。何様?)

タックルハウス(TACKLE HOUSE) K-TEN ブルーオーシャン フローティング